2019年12月03日(火)
フジコ・ヘミング&コヴェントガーデン ・ソロイスツ
フジコ・ヘミングと初来日となるコヴェントガーデン・ソロイスツによるコンサート
~Profile~
日本人ピアニストの母と若きロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親としてベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、NHK毎日コンクールで入賞、文化放送音楽賞など多数受賞。その後30歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに滞在し、演奏家としてのキャリアを積む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を得た。しかし「一流の証」となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失うというアクシデントに見舞われる。失意の中、ストックホルムに移住。耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を取得し、以後はピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシック界異例の大ヒットを記録した。
これまで2枚のCDで日本ゴールデンディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。モスクワ・フィル、ロイヤル・フィルなど世界各地の著名オーケストラと共演。現在、ヨーロッパをはじめ、北米、南米、ロシアなど世界中からリサイタルのオファーが絶えない。年間70本近くの公演活動で多忙を極める中、猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動も続けている。
~Profile~
スロヴァキア国立放送交響楽団の指揮者として、国内のみならず、海外でも高く評価され
ている。多数の応募者の中から選出され、2000年カルロヴィ・ヴァリ・シンフォニー・オ
ーケストラの首席指揮者に任命。これを機に、プラハ室内管弦楽団、プラハ交響楽団、ブ
ルノ国立管弦楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団など、ヨーロッパでも有数
のアンサンブル、管弦楽団や歌劇場に客演として招待される。モラヴィア・フィルハーモ
ニー管弦楽団との共演で2006年に初来日して成功をおさめ、その後日本には何度も招聘さ
れツアーを行っている。定期的にスロヴァキア国内の指揮台に立ち確固たる地位を確立す
るほか、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペイン、ポーランド、ブルガリア、ロシア
等の様々な国の異なるオーケストラやアーティストと数々のコンサートを行い、国際的に
も名声の高い指揮者として活躍を続けている。スロヴァキア、チェコの音楽界において最
も注目を集めている新鋭指揮者のひとり。
~Profile~
コヴェント・ガーデン・ソロイスツは、英国でもっとも伝統のあるロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団で第一ソロコンサートマスターであり、クリエイティブ・ディレクターでもある、ヴァスコ・ヴァシレフが率いる楽団である。
同楽団はヴァスコ・ヴァシレフを音楽監督として、ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団の優秀な演奏家を中心に、「ロイヤル・オペラ・ハスス・ソロイスツ」として1994年に結成。
ロイヤル・オペラ・ハウスでの10年に亘る成功を踏まえ、ロイヤル・オペラ・ハスス・ソロイスツは世界の他の芸術表現や組織のパフォーマーを加わえ、コヴェント・ガーデン・ソロイスツとして活動を開始。同楽団は、ロイヤル・オペラ・ハウス以外の様々な場でも演奏を始め、高い評価を得ている。これまで、スペイン、米国、ロシア、トルコ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ブルガリア、ウクライナ、カタール、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ラオス等でも演奏を行っている。コヴェント・ガーデン・ソロイスツは非常に技巧的で、多様な音楽様式を表現できる力を有し、小編成でも、大編成でも卓越した独自の表現を行うことができる楽団である。
■ お問い合わせ
アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(旧九州厚生年金会館)
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