利用料金表 | ||||||
区 分 | 貸 付 料 | 備 考 | ||||
9時~12時 | 12時~13時 | 13時~17時 | 17時~18時 | 18時~22時 | ||
演奏又はリハーサルに 使用するとき | 30,000円 | 9,000円 | 30,000円 | 9,000円 | 30,000円 | 「貸付料」には調律料は含まない |
練習に使用するとき | 10,000円 | 3,000円 | 10,000円 | 3,000円 | 10,000円 |
北九州市内最大の客席数(2008席)を有する当ホールにはドイツの老舗ヴァルカー社製のパイプオルガンがあり、設立時の1984年(当時九州厚生年金会館)に「音楽を愛する文化を育てよう」と市民、企業、自治体が一体となって取り組んだ募金活動により2億円をかけて設置されました。
政府の方針で売却が予定された九州厚生年金会館について、ホールやパイプオルガンの存続を目指す市民活動の実行委員会が平成19年11月26日に設立され30万人分の署名を目標に活動を開始されました。結果、41万人を超える署名が集まり、市民や市議会の強い存続要望に応え、北九州市が取得を発表、存続が決定しました。
北九州ソレイユホールのシンボル的存在であるパイプオルガンを北九州市民の多くの皆様に知っていただくため、その活動の中心となる専属オルガニストを公募により決定いたしました。
● 稲穂 美奈子(いなほ みなこ)
東京神学大学大学院およびベルギー王立アントワープ音楽院オルガン科卒業。
パイプオルガンをS.デリーマーケル氏、ハルモニウムをJ.フェルダン氏に師事。
現在は生まれ育った門司港を拠点にオルガンやピアノを教えるほか、大正時代のリードオルガンを用いた独自のコンサートも展開し好評を得ている。日本では数少ないハルモニウム(吹き出し式リードオルガン)の奏者でもある。
日本オルガニスト協会会員。日本オルガン研究会会員。
専属オルガニスト公募の趣旨
パイプオルガンは個性の強い楽器です。それはホールに合わせて楽器が作られており、パイプオルガンは、一つひとつがそこにしかない特徴をもっているといえます。
パイプに傾きが発生したり、パイプ内にほこりがたまったりしたことなどから、2010年、ホールの改装工事に合わせて3500万円をかけてパイプオルガンをオーバーホール。演奏台も取り換えました。設置されてから大がかりな修理は初めて。
作業はドイツ人技師らにより、約3ヶ月かけて約3200本のパイプをすべて取り外して実施。大がかりなものとなりました。