2022年10月09日(日)
2022北九州国際音楽祭
ロンドン交響楽団
プログラム
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲と愛の死
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43(ピアノ/チョ・ソンジン)
エルガー:交響曲第2番 変ホ長調 op.63
※やむを得ぬ事情により、演奏者、曲目の一部が変更になる場合もございます。あらかじめ、ご了承ください。
英国リヴァプール出身。バーミンガム市響を率いたあと、2002~18年にはベルリン・フィルの芸術監督として活躍。2017年からロンドン響の音楽監督となり、23年からは名誉指揮者となる。また同年からバイエルン放送響の首席指揮者に就任予定。
現在に至るまで一貫してクリエイティヴな活動を続け、70以上の録音は高い評価を得、また教育プログラムの推進など新しい分野も開拓し、数多くの賞を受賞している。個人としても名誉ある賞をいくつも授与されており、1994年にはナイトの称号を与えられた。
客演も多く、ウィーン・フィル、シュターツカペレ・ベルリン、ボストン響、フィラデルフィア管をはじめ、世界各地の主要楽団と長年にわたる強い信頼関係を築いている。オペラの指揮でも、近年ではMETでの《ばらの騎士》、ベルリン国立歌劇場でのヤナーチェク《マクロプロス事件》、エクサンプロヴァンス音楽祭での《トリスタンとイゾルデ》など、注目すべき成果を残している。
1994年ソウル生まれ。第7回浜松国際ピアノ・コンクールで最年少優勝。2011年、17歳でチャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。2012-2015年にパリ音楽院でミシェル・ベロフに学び、アルフレート・ブレンデルに師事。2015年、第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し、国際的な脚光を浴びる。翌年にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ショパンの協奏曲第1番と4つのバラードを収録したCDがリリースされた。その後も数々のCDをリリースし、世界中の批評家から絶賛された。
圧倒的な才能と生来の音楽性を持つチョ・ソンジンは、同世代でも最も優れた才能を持つひとりとして、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、マリインスキー管ほか数々の一流オーケストラに招かれ共演している。指揮者ではチョン・ミョンフン、イヴァン・フィッシャー、ヤニック・ネゼ=セガン等と定期的に共演。高い人気を誇り、世界各地の権威あるコンサートホールでも多くのリサイタルを行う。現在はベルリンを拠点に活動。
ロンドン響(LSO)は1904年創設。「多くの人々に素晴らしい音楽を届けたい」という起業家精神のもと、楽団員により運営される。英国最高にして世界屈指のオーケストラとして伝統のサウンドをもち、各時代の一級の演奏家と名演を繰り広げている。現在は音楽監督サー・サイモン・ラトル、首席客演指揮者にジャナンドレア・ノセダとフランソワ=グザヴィエ・.ロト、桂冠指揮者マイケル・ティルソン・トーマスを中心に結束して活動を行っている。2021年3月には、アントニオ・パッパーノが2024年9月から首席指揮者に就任することが発表された。
年間60回を超えるコンサートを行い、世界の音楽都市も定期的に訪れる。またライブストリーミングやオンデマンドによるインターネット配信も視野に入れた公演企画や放送提携を通して、世界各地の聴衆とふれあっている。
自主レーベル「LSOライヴ」は大成功で、教育、メディアにも深く関わる。「スターウォーズ」などの映画音楽でも有名である。
■ お問い合わせ
北九州国際音楽祭事務局
〒803-0062 福岡県北九州市八幡東区平野1-1-1響ホール内 TEL:093-663-6567(平日9:00~18:00)